昭和46年、日本で初めてとなる二輪車用シートクッションの金型を手がけたのが、弊社でした。

国内二輪車ではどの企業も手がけていない製造方法を初めて採用してくださったのは、モーターサイクルメーカー大手の本田技研工業株式会社（HONDA）。

製品を見た他メーカーからも問い合わせが相次ぎ、続々と採用していただくようになりました。

平成13年には、アメリカを代表するバイクメーカーのシート金型にも参入。現在は現地で人気上昇中の競技用四輪バギー市場にも多くの商品をご提供しています。

二輪車向けの商品開発を通してノウハウを蓄積し、大量生産や特殊形状、そして異業種からの注文にも対応できる企業に成長してまいりました。

一方で私たちは、お客さまからのご要望に変化があっても、安易に最新の設備を導入することを求めません。

ぴたりと手になじむほど使い込んだ既存の機械を「どう使うか」考え、人の持つ技術で変化に対応してきたのです。

技術者たちは自らの知識やスキルを上げたり、扱う分野を広げたりすることでひとつ一つ課題を乗り越えてきました。

その結果として現在弊社では、これまでにないご相談があっても、むだのない「適正価格」で商品化を実現。一点から量産まで、ご予算に合わせたご提案を可能にしました。

技術者もまた扱い慣れた機械を使いながら、自らの能力を最大限まで発揮できる環境を手にしています。

これからも、私たちでなければできないものづくりを通じて。

オンリーワンを求める国内、そして世界のお客さまに、私たちは高品質な商品をお届けし続けてまいります。